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今、最も注目されているバイクHONDA V3R 900 E-Compressorとは?気になる価格予想。


  • HONDA V3R 900 E-Compressorとは
  • なせ今まで電動コンプレッサーは無かったのでしょうか
  • 価格予想

〇HONDA V3R 900 E-Compressorとは

毎年11月にイタリア・ミラノで開催される世界最大級のオートバイの国際見本市EICMA で2025年に初公開されたハイパーネイキッドのプロトタイプ(市販前)です。

「世界初の電動コンプレッサー搭載×V型3気筒(75度)エンジン」の組み合わせという点が大きな話題を呼んでいます。

直3でもV4でもない「V3」エンジンというのも珍しいのですが、特筆すべきなのはやはり「電動コンプレッサー」の方です。

どうやら、この電動コンプレッサーは過給を電子制御で自在にコントロールでき、ラグがほぼ無く低回転から強烈なトルクが生み出せる「NAの扱いやすさ+過給のパワー」の両取りなのだそうです。

ターボでもスーパーチャージャーでもない「電動過給」という第3の道はバイク界に今後かなり重要な影響を与えるでしょう。

「Non-Rail Roller Coaster(レール無しジェットコースター)」という独特な開発コンセプトで、巷では900ccで1200ccクラスの性能とも言われており、海外メディアでは150ps級の可能性も示唆されております。


〇なせ今まで電動コンプレッサーは無かったのでしょうか。

まず、前提としてわからない方向けに捕捉を入れておくと、

排気ガスで回す→ターボ

クランクシャフトで回す→スーパーチャージャー

です。(オートバイは後者のスーパーチャージャーの方がメジャーです。)

エンジン内部でピストンを爆発させるには空気が必要です。
普通に吸い込むだけであれば、「自然吸気」や「NA」と呼ばれ、ターボやスーパーチャージャーと呼ばれる部品は吸気部品で「圧縮空気」をエンジンに送り込み、燃焼効率を上げます。

ところで、クルマもバイクもこれだけ長い歴史の中で、なせ今まで電動コンプレッサーは無かったのでしょうか。

意外とあってもおかしくないような、、、ふと凄く疑問を感じたで、自分なりに調べてみました。

今まで実現不可能だったポイント①『電力不足』 

一番の問題点は、 空気を圧縮してエンジンに空気を押し込むにはとても多くの電力が必要で、一瞬で大電流が必要です。 従来の12Vでは完全にパワー不足ですので、今まではエンジンの力を流用した、ターボやスーパーチャージャーが合理的だったのです。

「モーターの方が効率悪い」、「バッテリーは重い・出力低い」という考えが一般的でしたので、そもそも従来は電気コンプレッサーにする必要が無かったんですね。

今まで実現不可能だったポイント②『レスポンス制御』

電動過給での最大の課題は「求められる制御」です。スロットル開けた瞬間に過給、しかし過給しすぎずエンジン回転と同期が必要。これは、かなり高度な制御が必要で従来のECUでは、不可能だったそうです。仮に高性能なECUがあったとしても、コストに見合わず結局「ターボやスーパーチャージャーで良いよね。」となってしまうのです。

今まで実現不可能だったポイント③『排ガス規制』

電動過給は空燃比制御が難しく、過給時の燃焼がシビアで排ガス規制のクリアが難しかったというのも抑えておきたいポイントです。

では、なぜV3R 900 E-Compressorはそれが実現できるのでしょうか。

ここがバイク進化の一番面白いポイントだと思います。

  •  電装の進化

電気自動車を筆頭に48Vの高電圧化流れ、小型で高出力の電動機はバイクでも現実的に

  • バッテリー性能の進化

高出力リチウムイオン、放電能力アップ

  •  ECU制御の進化

ミリ秒単位の制御やAI的制御ロジックが可能となった。

私も自家用車は現行のシビックに乗っていますが、HONDAのロボット技術は凄いです。

「エンジンのHONDA」よりも、もう「コンピューターのHONDA」なのかもしれません。良くも悪くもですが。苦笑

ちなみに自動車ではAudi、Mercedes-Benz( F1技術ベース)で電動ターボはあったようですが、バイクは今回が初です。

初めて実用レベルの技術が揃った結果「NAの扱いやすさにこだわる、けどパワーも欲しい。」から「電動で必要なときだけ過給」となったわけです。

今後これが大きな転換点になれば、ターボ・スーパーチャージャーに代わる第3の過給機となるということなのです。


〇価格予想

比較することはできませんが、対抗馬とする車種をあえて挙げるのであれば、

Yamaha MT-10約160㎰、約180〜220万円

Kawasaki Z H2約200㎰、約220〜260万円

辺りしょうか。

レンジ予想では180万〜230万円くらいではないでしょうか。

電動コンプレッサーやV3エンジンという新技術などの量産コストは間違いなく高いのですが、アンダー200万円以下で販売されると嬉しいですね。

アンダー200万円なら、頑張って当社レンタル用で仕入れてみますか…。汗

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